本記事では、Googleが&num=100を廃止した影響と対策について、Google Search Consoleの結果から考察しています。
最近、順位検索ツールの表示がおかしい。

Googleの検索結果表示数が少ないんだけど?


Googleは、1ページに100件の検索結果が表示できる「&num=100」を無効にしました。
時期は、9月11日あたりから確認ができています。
この記事を書いた人

ゆめ ただ
グログ歴 5年目。
普通のビジネスマンとして働きながらFIREを目指す。
独学でゼロからブログを立ち上げる。
Dockerのローカル仮想環境を作りLinux環境も触るように。
4年目でSEO検定1級に合格し地道にスキルアップ。
次はWordPress以外のCMSに手を出そうか悩み中。
Googleで「&num=100」が使用できなくなった
ゆめただも、おかしいなあと気づき始めていたのですが。
2025年9月11日頃から、Googleの検索表示結果で1ページに100位まで表示できなくなっています。
検索窓に、「&num=100」をパラメータとして追加すると100位まで1ページに表示できていました。
これが、できなくなっています。

「&num=100」廃止で何に影響があるのか?
1ページに100位まで表示できなくなると、何に影響するのか?
順位検索ツールは、この「&num=100」を使用して順位を検索しているものがあります。
「&num=100」を使用して順位検索しているツールは、
測定方法を変えない限り、10位までしか検索できないということになります。
サイトへの影響はどうでしょうか?
今まで&num=100を指定していれば、11位以降のページも1ページに表示されていました。
これが、今表示されなくなっています。
どう頑張っても、10位までしか1ページに表示されないということになります。

Search Console結果から見るサイトへの影響と対策
Google Search Consoleの結果から、サイトへの影響と対策について考えてみました。
「クリック数」「表示回数」への影響は?
当サイトのGoogle Search Consoleの結果を見てみました。
&num=100廃止後は、表示回数が激減しています。
これは、今まで&num=100パラメータを指定して表示されていた11位以降のページが表示されなくなった影響が出ていると考えられます。
一方で、クリック数は廃止後もほとんど変化が見られません。
これは、表示順位が低いページが1ページ内に表示されようが表示されまいが、クリックされないということを証明しています。

サイトへの影響ポイント
11位以下が表示されなくなった ⇒ 表示数が減少した
10位までのページは表示される ⇒ クリック数は変わらない
対策は?
&num=100が廃止になってもクリック数に変化はありませんでした。
10位以内の上位表示記事を目指す対策を実施することに変わりは無いということです。
&num=100が廃止になっても、対策は変わらないというコト。
10位以内を目指し、SEO対策を実施していきましょう。
\こちらの記事が参考になります/
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SEO上位表示する方法と改善すべき記事の見分けかた【実例紹介】
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\ ゆめただの独り言/

フレッシュネスがさらに重要になるかも
新しい記事をいきなり書いても、すぐに上位表示されることは少ないはず。
内容次第ですが、比較的新しい記事は、下位に表示されることが多いはずです。
検索ユーザーが、新しい情報を求めて上位記事以外の情報を求める場合、
次ページ以降に探しに行かなくてはならなくなってしまいました。
AIモードによって、ほとんど1ページで解決してしまうコトが多くなったのも理解できます。
反面、新しい記事は「ユーザーの目に触れにくく」なってしまった。
Googleのフレッシュネスアルゴリズムも、ドラスティックに変わるかも。
これまで以上に新しい記事の入れ替え戦が激しくなるかもしれません。
定期的なリライト。重要なSEO対策の1つですよね。

検索順位調査ツールへの影響と対応状況
COMPASS
実際のところ、ゆめただが愛用している「COMPASS」も10位までの順位しか計測できなくなっています。
11位から100位までは、仮にランクインしていたとしても、「圏外」の表示になってしまっています。

BringRittera
BringRiteraは、株式会社BringFlower社からメールが届きました。
さすが、対応が速いですね。
「&num=100の仕様変更で、10倍測定に時間がかかっている」とのこと。
その後、再度メールが届きました。
仕様を変更している模様です。
1)「モバイル」と「PC」の2種類の計測をしていましたが、「PC」のみの測定結果となるようです。
2)最大計測順位は50位まで。(オプションで変更可能)
3)計測頻度は、5日に1度になるようです。(オプションで変更可能)
ahrefs
ahrefsからのメールが届きました。
現状、ahrefsを含む検索順位ツールに影響がでているとのこと。
10位移行のランキングに不整合が生じるとのことです。
現在対応策を検討中で近日中にアナウンスがある模様です。

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GoogleのSERPモニタリングに関する最近の変更に関する最新情報
ahrefs.com
ラッコキーワード
ゆめただは、ラッコキーワードを愛用しています。
ラッコキーワードでも検索順位ができますが、11位以下の調査は問題なく継続できています。
おそらく、&num=100を用いずに1ページずつ調査しているか、独自の調査方法で順位を計測しているものと推測できます。

\ラッコキーワード公式ページはこちら/

関連情報
Google「&num=100」の廃止に関する関連情報です。
Google検索が&num=100パラメータを廃止、SEOに与える影響は?
www.suzukikenichi.com
Google dropping parameter for &num=100
www.demandsphere.jp

順位検索ツールへの影響は継続して見ていく必要がありそうです。
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